10月28日(金) ☁→☂
昨日までの晴天はどこへやら。
今日は肌寒い1日でしたね。
今年幼児さんがバケツで育てたお米も、脱穀、もみすりと着々と精米の段階へと進んでいますので、今日はその様子をお伝えしようと思います。
まずは脱穀です。
農家では専用の機械がありますが園にはないので、園での脱穀にはザルを使います。
ザルで脱穀!?と思いますよね?
ザルの目に穂先を切った稲の茎を入れ、その茎を引っ張ると実だけがザルの中に残るというわけです。
気持ちよいくらいキレイに実が残るんですよ。
さくら組をリーダーとし、グループごとに進められました。
まずは、一人ひとりに分けます。
保育者が声掛けずとも、率先してリーダーシップを取れており、さすがさくら組!!という感じでしたよ☆
初めて行うすみれ組さんへは、さりげなくさくら組のお兄さんが援助。
自然とこういう関わりが持てている姿にほっこりしますね。
ご覧ください。
こんなにキレイに実だけ残るんですよ♫
数日後今度はもみすりの作業を行いました。
もみすりは、大きなすり鉢に殻のままの実を入れソフトボールでごろごろ転がします。
そうすると、殻だけがすり潰されお米が残ります。
根気のいる作業ですが、みんなで力を合わせながら毎日コツコツと行っています。
実は、脱穀の作業の時に
「ボールでやらないの?」というさくら組の女の子がいました。
さくら組にもなると、毎年の作業を把握していて、この時にはこの道具を使う、ということが分かっているんですね。
感心してしまいました。
まだ食べるまでにはもう少し時間が必要なようですが、今年も『牛ヶ谷米』のお味見ができる日が楽しみです。
***おまけ***
昨日(10/27)から、ネーブルパークで菊祭りが始まりました。
今年も牛ヶ谷保育園で育てた菊の花が展示されています。
まだまだ蕾が多い状態ですので見頃はまだ少し先のようですが、1ヶ月ほど開催されているそうなので、お時間があるときにはぜひ見に行ってみて下さい。
投稿:五月女