今日、すみれ組・たんぽぽ組の子どもたちは、古河市にある森ファームさんへ出掛けて、さつま芋掘りをしてきました。
秋の味覚「さつま芋」。さくら組さんが一足先に養護老人ホームでさつま芋掘りをしてきていたので、すみれ組・たんぽぽ組の子どもたちもとても楽しみにしていたようです。
さて、5月29日に植えたさつま芋、大きくなっていたでしょうか。
森ファームさんへ到着し、5月に植えたさつま芋の畝のところへ、案内していただきました。苗を植えた時には、細い苗をひとり3本ずつ植えてきました。葉っぱを刈り取って準備をしていただいているので、子どもたちの前にあるのは、「オヘソ」が3つ。森ファームのおねえさんから、「オヘソのところを掘ってね」「ひっぱるとお芋が折れちゃう」など説明をうけて、スタートです。
それぞれに子どもたちは、黙々と土を掘り始めました。中には、土を掘ることが楽しい子もいて、お芋が見えていても次のオヘソに向かってしまうほどでした。一人の女の子が「保育園の砂と違って、たのしいねぇ」と真っ黒になった軍手をはめた手を大きく開いてみせてくれました。軍手越しではありましたが、雨あがりのすこし重みのある黒っぽい色の土の感触を楽しんでいたようです。土の違いを知る・感じる経験にもなったようです。
土の中から出てきたさつま芋の大きさは様々。
たんぽぽ組の子どもたちは、近くのお友達に「手伝って~」と声をかけていました。声がかかると、みんなでワイワイ楽しく掘り当てていました。一人ではできないと思ったとき、周りの人に助けを求めることが出来ていましたよ。
お芋の大きさにもビックリ!の表情。
たんぽぽ組さんは、早く終わって、すみれ組さんのお手伝いもしてくれました。それもそのはず、協力体制が手厚く、子どもたち同士で意見を出し合いながら、芋ほりをしていました。さらには、すみれ組のお手伝いまで・・・、頼もしいお兄さん、お姉さんに成長しています。
さて、今年のさつま芋。日照不足の影響が大きく不作のようで、森ファームさんがとても心配してくださいました。
今では、スーパーに出かければ、様々な食材が並んでいます。並んでいる食材が、木に実をつけるものなのか?土の中で育つものなのか?土の上で育つものなのか?などを子どもたちに知って欲しい思いもありますし、自然を相手に作物を育てることが大変なことであることも子どもたちに知って欲しいという思いがあります。今日は、あまり大きくなれなかったさつま芋を見て、子どもたちがどのように感じたのか・・・・?「芋虫みたい」「ねずみみたいだね」なんて掘ったお芋をほかのものに見立てて、みせあったりしていました。
さつま芋は、例年のようには収穫できず、今年度はすみれ組、たんぽぽ組の子どもたちだけで持ち帰りました。森ファーム様から、収穫が少なかったからと人参もいただいてきました。ありがとうございました。少し残ったお芋とさくら組さんが掘ってきてくれたお芋を焼き芋にして食べようか?制作に使ってみようか?などなど相談してたいと思います。
※今日のすみれ組の集合写真。5月とくらべると、みんなたくましくなりました。
投稿者:中山