6月27日 ☁
先日、幼児クラス対象にプライベートゾーン教室を行いました。
これまでも、絵本などでプライベートゾーンについての話をしてきましたが、今回は〇×クイズ形式にして
みんなに考えてもらうことにしました。
看護師が園児の役になり、お友だちにやってよいこと、いけないことについてのクイズをだしていきます。
子どもたちは、やってよい→〇、よくない→×のそれぞれの場所に移動します。
いきなり抱きつくのは?
キスしようとするのは?
パンツを見せびらかすのは?
相手の子に許可を得てからくすぐるのは?
正解した子どもたちは大喜び!
続いて、不審者役が登場します。
知らない人に声を掛けられた時、やってよいこと、よくないことについても、同じようにクイズを出していきます。
体を触らせてあげるのは?
写真を撮らせてあげるのは?
パンツを見せてあげるのは?
じゃあ、相手が知らない人ではなくて、病院で自分を診察してくれているお医者さんだったら?
みんな自分なりに考えて答えをだしていました。
クイズの後は、プライベートゾーンはどこなのかを子どもたちと一緒に確認しました。
「おしり!」と答える子はたくさんいましたが、避難訓練と混乱しているのか、「あたま!」と答える子もちらほら・・・。
皆さんは、どこがプライベートゾーンか分かりますか?
最後に、知らない人から見せて触らせてと言われたら、具体的にどんなふうに行動したらいいのかお話しして、教室はおわりました。
終了後は、みんな「楽しかった~」と笑顔を見せてくれました。
水遊びもはじまり、着替えをすることが多くなっています。
今年から、自分の裸を隠せるようラップタオルを使用することになりました。
誰かに隠してもらうのではなく、自分で見えないようにすることを、子どもたちに促しています。
日々の何気ない行動から、自分の裸を人に見せない、自分を守るのは自分!という意識を、少しずつ育んでいってほしいと思います。
投稿者:看護師