2020年1月24日(金) ☀
昨日の午後、さくら組は卒園証書の用紙を作るため紙漉き体験をしに養護老人ホームへ行きました。
今まで芋苗植え、芋ほりで行かせていただき今回で3度目の養護老人ホームとなります。
「紙って何で出来てるんだろう…。」、「紙は木でできてるんだよね?」「どうやって作るんだろうね!」とワクワクしている様子の子どもたち。
到着してから「どうやってやるの?」、紙の材料となる色が付いた水を指さして「これなに?」と利用者さんや職員さんに聞いていました!
まずは利用者さんがやり方を教えて下さいました。1つ1つの工程をしっかりとよく見て覚えていましたよ!!
紙が出来ると、「すごーい!!」と拍手がおこりました☆
紙漉きの材料は、牛乳パックから出来ているそうです。牛乳パックの周りの部分が三枚重なっており真ん中の紙だけを使って、10日間水につけてからミキサーをかけるそうです。色はお花紙を使って色を出すそうですよ!!
それから2グループに分かれて、一人ずつ丁寧に教えてもらいながら紙を作っていきました。
まず初めに紙の材料となる色が付いた水の中へ、専用の網が付いた道具を入れてすくいます。
色が付いた水がなんと魔法の水で、とろとろしていそうな水なのですが、その中に手を入れると感触は普通の水のようなのです!!専用の網ですくうときちんとすくう事が出来るので本当に不思議でした☆
それから上からスポンジで優しくポンポン…と水気をふきとります。
次に、タオルで挟んで再び水気をふき取ります。
最後に網の上から板で強くこすり水気を取って網から外すと…
出来上がりです!!
網から外した紙を見ると「わあー!」ととても嬉しそうな子どもたちでした。
なかなか紙を作る機会がありませんが、今回紙漉きを体験できた子どもたち。とても嬉しそうにし、楽しく行っていました。とても良い経験をさせていただきました。養護老人ホームのみなさんありがとうございました。
作った物は乾かしていただき、後日送られてくる予定です☆
“卒園”というワードを聞くだけで寂しくなりますが、子どもたちは寂しさと楽しみが混ざっているようです。少しずつ小学校の話も増え、就学する事への意識が高まっているようですよ。
また、「卒園までにこれが出来るようになりたい!」という思いもあり、それぞれ鉄棒の逆上がりや縄跳びなどに挑戦する姿があります☆私たちも子どもたちの目標を応援して援助していきたいと思っています^^
投稿者:荒木