9月16日(水) ☀→☁
朝、晩の風に当たると、夏から秋へ季節が変ってきている様子が伺えるようになってきました。
今週は涼しさと暑さの変動が大きいようです。子どもたちの日々の体調の変化を見逃さないように気を付けたいと
思います。
さて、今日はブログの題名にもなっている夏のおわり…という題にちなんで
保育園の中で起こったエピソードをお伝えしたいと思います。
暑さが続いて、日中、夕方と普段であれば戸外遊びを思いきり楽しんでいる所ではありますが、
なかなか普段通りにとはいかず、室内で過ごすことが多くなってしまいました。
ある日、幼児クラスのにじ保育室にある、絵本コーナーで保育者を誘い、すみれ組3歳児の子どもたちが昆虫の図鑑を見ていると、さくら組5歳児の男の子が読んでる輪の中に加わってきてくれました。
すみれ組の子どもたちが「ありだ!」「ゲンゴロウだ!!」「カブトムシだ!!!」と写真を見ながら話していると・・・。
「カブトムシ、僕のお家にも居たんだよ!死んじゃったけど・・・」と嬉しさと寂しさが入り混じった表情で教えてくれました。
保育者が、「そうなんだね…。カブトムシってかっこいいよね!オスとメスいたの?」などとその後も話が盛り上がり
「実はね。先生のお家で育てていたカブトムシが卵を産んで、幼虫が産まれたの!」と話すと…。
「え?カブトムシの幼虫?僕見たこと無いな。見てみたい!!!」と目をキラキラとさせて話をしてくれました。
「今度、保育園に連れてくるから、見てみる??」と話し、今週をむかえました。
昨日、その話に出てきたカブトムシの幼虫が保育園にやってきました。
さくら組の男の子たちは虫かごを見つけるなり大興奮!!!
これなに?なにが入ってるの?カブトムシ?幼虫??えー!!!なになに??
と話は大盛り上がりです。
保育者も一緒に「なにがいるのでしょうか??」と土を掘り・・・
「じゃじゃじゃーん!!!」と手にカブトムシの幼虫をのせると・・・
「うわぁ!幼虫!!」
「まだちいさい?」
「これカブトムシになるの??」
と興味深く観察をしていました。
どうやって大きくくなっていくのかな??
図鑑や、カブトムシがのっている本を見てこの後カブトムシにどのように成長していくのか。
という話題で話が続いていました。
生後1か月の幼虫ですが、この後も定期的に子どもたちと一緒に観察をしてカブトムシへ
変化していく姿を見ることが出来たらと思っています。
子どもたちから聞こえてくる声や今気になる、今知りたいことを見逃さずに
子どもたちと一緒に共感し合いながら興味関心へと繋げていくことができるような保育を作り上げていきたいと思います。
投稿者:石井