たま保育園の運営主体である社会福祉法人芳香会では、リサイクル活動を実施しており、青嵐荘養護老人ホームで牛乳パックを使用して、紙漉きを実施しています。保育園のさくら組の子どもたちは、牛乳パックで卒園証書を作っています。今年で7回目。毎年、さくら組の子どもたちは、養護老人ホームのおじいちゃん、おばあちゃん、職員さんに手ほどきをうけて実施しているのですが、今年はコロナ禍・・・、さて、どうしよう?。
青嵐荘養護老人ホームの皆さんから、紙すきの道具を借りたり、作り方を聞いたりして、実際に保育園で作ってみました。(6年前も保育園で作りましたよ。)数日間にわたる、準備からの様子を今日は振返ってみたいと思います。
①牛乳パックを水につける。→ 時間短縮の為、鍋で煮込みました。
②牛乳パックを分解しました。周りのプラスチック素材の部分をはがし、中の白い部分だけにします。
指先を使って、みんな集中していましたよ。面白いようにむけたようです。
③細かくちぎって、細かくちぎって、ミキサーにかけます。これには、すみれ組やたんぽぽ組のお友だちも手伝ってくれたようです。みんなで力を合わせてつくるのは、楽しいですし、わくわくしますね。
④ ミキサーにかけた後の感触をみんなで確かめています。紙が、ドロドロ?ふわふわ?不思議な手触りに変わっていました。実際に手に触れる過程がたくさんあるので、五感を刺激することにもつながります。
⑤さぁ、いよいよ「紙漉き」の日。ひとりひとり真剣に説明を聞いてくれました。みんな、一緒にできるといいのですが、紙漉きの枠は2つしかない。ということで、みんな順番にやることにしました。すると、6年前に当時園長先生が作ってくれた枠が3つあったのを発見!
⑥紙漉き開始!一気に、すくいあげる。丁寧に、すくいあげる。
⑦ 水をしっかりきる。「まだ、出てくる―」意外とたくさん水を含んでいることに、子どもたちは驚いていました。ここでは、力を込めて・・・、けれど、枠が動かないように慎重に・・・。
⑧いよいよ「緊張する~」枠をひっくりかえして、テーブルに漉いた紙を落とします。借りたへらで、最後の水切りをして、そ~っと網をはずします。
⑨できた―!
⑩しっかり、青空の下 紙を乾かすことができました。どんな、卒園証書ができるか楽しみです。
この作業を通して「リサイクル」に興味を持ててもらえると良いなと願っています。
また、紙漉きがとても楽しかったようで、色をつけて葉書作りにも挑戦するようですよ。
投稿者 なかやま