8月29日(火) 晴れ
一昨年、畑に苗を植えて育てていたイチゴを、収穫目前でカラスに食べられてしまうということがありました。
また、もっと以前にはトウモロコシをやはり収穫目前で食べられてしまうということも・・・
そんなことから、今年は『案山子を作ろう』ということになりました。
しかし、子どもたちは『案山子を知ってるかな?』と考え、
案山子の役目を知らせたり、手伝ってくれる人を募集したりして準備を始めました。

「何で作ろう?」となった時、
子どもたちが自由遊びで使っているラップの芯がたくさんあることに気付き、使用。
新聞紙で肉付けをし、その上にペーパーを貼り、更に白のカラーポリを貼り付けました。



セロハンテープが指やカラーポリについてしまうというハプニングがありましたが、
そのたびに貼り直したり、交替で押さえたりして協力。
ある程度完成したので「こんな感じかな?」と見ると、

麦わら帽子の紐がうまく引っかからないことが判明。
自分たちは「カラー帽子をどう被るのか」になった時、
「あごにかける」となり、早速あごに膨らみを持たせました。
そして、
シャツは年中児が中心となり、

顔は年長児が中心となりました。
「どんな顔にしようか?」と相談
黒のビニールテープを切って使用
⇓

そして、首にタオルを巻きつけるのは年少児。
なかなかうまくできないと、助け合う場面も・・・

最後に麦わら帽子を被らせて完成!
「これで、鳥さんに食べられないね」とニッコリ!!

完成した案山子は、穂が伸びてきた稲の後ろのフェンスへ。
用務員さんにも手伝ってもらい、雨風にも耐えられるよう、しっかりくくりつけました。
⇒ 
案山子は先月から作り始め、
「今日はこの部分ね」と、少しずつみんなで協力し合って完成させました。
今ではあまり見られない案山子ですが、昔から田畑など作物があるところではよく見られた風景。
保護者さんの中で、懐かしむ人がいるかもしれませんね。
案山子が見守る中、今年の稲刈りはいつも以上に待ち遠しく楽しみです。
投稿:岩瀬