3月7日 (月) 雨
選択理論心理学とは、アメリカの精神科医が提唱した最新の内的コントロール心理学の1つです。
人は内側から動機づけられて行動を選択するとしています。
人は「生存」・「愛・所属」・「力」・「自由」・「楽しみ」という5つの心の栄養(基本的欲求)を満たすために、
遺伝子によって内側から動機づけられているとしています。
私たちの行動にはすべて目的があり、その行動は私たち自身が全て選択していることを説明しています。
今日は午前中に、星野先生による選択理論教室がありました。
パペットを使った人形劇を通して、友だちの作り方や仲良くする方法、どんな言葉掛けがいいのかを
みんな、パペットのやりとりを見ながら嬉しそうに答えていましたよ。
その話しを聞いた後、自分たちの自由な発想をもとに文字と数を使ったゲームを行ないました。
子ともたちは自然とパペットが教えてくれた「一緒に遊ぼう」 「どうやって作ろうか」
「こうしてみたらいいんじゃない?」等とやりとりをし、友だちと楽しいひと時を過ごしていました。
そして、廃材などを使っておもちゃを作り、作ったもので遊びました。
作り方の説明を聞き、それぞれが作り始めました。
・説明を思い出しながら作る子
・途中、分からなくなり見本を見て作り方を確認する子
・それでも思うようにいかず「教えて!」と聞きにくる子
制作の中で、それぞれがどうすれば完成するか考えだし作り上げていきました。
自分自身で考え出した方法で完成したことで、達成感や成功体験も味わえます。
その経験が、心の栄養や学びとなり問題にぶつかった時の解決策につなげていけるようになっていくそうです。
午後は、私たち保育士も選択理論を受け
子どもたちが苦手にしていることを、楽しそうにやっている姿を見せたり、一緒にやったり
声掛けをしたりすることで、できる喜びにつなげていくことを学びました。
これからも、子どもたちの心の栄養を満たせる関わりを心掛けていきたいと思います。
~~おまけ~~
5日の土曜日、17:00~ 古河駅西口前広場において
『古河キャンドルナイト2016』 が行われました。
先週、子どもたちが絵を描いた紙コップにキャンドルを入れ・・・
他の保育園・幼稚園、学校の子どもたちのキャンドルと一緒に展示されていました。
まだ明るいうちからたくさんの人が集まり
黙とうをしたあと、キャンドルに点火・・・
少しずつあたりが暗くなってくると
いっそうキャンドルの灯りが引き立ちましたよ。
そして、古河市内ハザードマップと非常食をもらいました 。
東日本大震災から5年
この機会に再度防災について考えてみるのもいいですね。
投稿:岩 瀬