12月18日(水) ☁
先日、幼児クラスを対象に、お腹の中の赤ちゃんについて話をしました。
現在妊娠中の保育者にモデルになってもらいました。
「お腹の中の赤ちゃんは、今これくらいの大きさだよ。」「最初はこんなに小さいんだよ」と、月齢にあわせた実寸大の胎児のパネルを見せていきます。
針孔程度のわずかな大きさから始まり、だんだん大きく赤ちゃんらしく変わっていきます。
「ちっちゃーい!」「顔がなーい!」「宇宙人みたい!」と口々に声をあげ、みんな興味津々!
次に、実際に保育者のお腹に触ってみます。。
おそるおそる触る子、やさしくなでる子、お腹の大きさに驚く子、反応も様々です。
月齢別の胎児の重さは、小麦粉粘土の塊をつかって体感してもらいます。
子どもたちは「かるーい!」「おもーい!」と大はしゃぎ。
実際に粘土の塊をお洋服の中に入れて「お腹大きくなったよ。」と見せてくれる子も。
生まれた後はへその緒を切ることを話すと、「え!?切っちゃうの?大丈夫?」と心配する声が・・・。
子どもの視点は面白いですね。
最後に、お腹の赤ちゃんはママのお腹の中で10か月間大切に育てられるということ、家族や親せきみんなに待ち望まれて生まれてくるということを伝えました。
「みんなもそうやって生まれてきたんだよ。」と話すと、さくらの女の子たちは感慨深げに聞き入っていました。
お話が終わって自由に遊び始めた後も、赤ちゃんのパネルを眺めたり、ぬいぐるみをおなかの中に入れて(妊婦の役?)おままごとをする子どもたち様子が見られました。
子どもなりに何か感じてくれていると嬉しいです。
ホールにパネルを展示してありますので、お子様と一緒に見てみてください。
投稿者:髙野 青栁