12月20日 (火) ☼
うしがや保育園では年に一回、幼児さんを対象に視力検査を行います。
この視力検査、集中力を使う作業です。
はじめて検査をする、すみれ組の子どもたちには特に難しいため、
検査の前に導入を行いました。
検査で使う この記号をランドルト環と言います。
このランドルト環の模型を使って、看護師が見せたランドルト環の向きと
手に持っている模型の向きを合わせるゲームをします。
ゲームを通して、視力検査のやり方を覚えていきます。
みんな上手にできていました。
数日後、いよいよ視力検査です。
片目だけ空いているお面をつけて3メートル離れたところから検査します。
さくらさんから行いました。
さくらのみんなは、今回で3回目。
小学校の入学前健診でも視力検査をしているので、もう慣れたものです。
ランドルト環の模型を使わなくても、指さしで伝えたり、
「右!上!」などと口頭で伝えたりすることができていました。
頼もしいですね。
たんぽぽさんはランドルト環の模型を使って答えます。
子どもは、よくわからなかったり集中が切れたりすると、
あてずっぽうで答えたり、自分の好きな向きに模型を動かしたりしてしまいがちです。
でも、たんぽぽさんは、わからない時にはきちんと
「わからない」と答えられる子がたくさんいました。
さすがですね。
そして導入のゲームをしてから検査に挑んだすみれさん。
みんな導入でやったことをしっかり覚えていて、
一生懸命模型を動かして答えることができていました。
視力低下は、早い子は幼児期から始まります。
早期発見、早期対応のためにもしっかり視力検査を行っていきたいと思います。
投稿者:看護師